こんにちは！
今回は気になった事があったのでちょっと理科の話をしたいと思います。
みなさんは中学・高校と理科を学んだと思います。もちろん私も学んできました。どちらかというと好き・得意な分野で実験で出た硝酸銅を家に持ち帰って飾ったりしていました(笑)(※危険な物質なのでみなさんは真似せず、先生の指示に従ってください！)ブルーできれいな硝酸銅をガラス瓶に入れて眺めていたのはいい思い出です(;'∀')。
その中で化学の実験をしたと思いますが…覚えていますでしょうか？アルコールランプを使ったり、ガスバーナーであぶったり、薬品を混ぜたり…そんな中で出てくるものの一つに指示薬があります。有名なものだと「リトマス試験紙」や「フェノールフタレイン溶液」「石灰水」がありますね。それぞれ、アルカリ性なのか酸性なのかを調べたり、出てきた気体が何なのかを調べる為に使います。
ではその指示薬ですが…「どうしてこの溶液・試験液を使うの？？」
そう考えたことはありませんか？？ちなみにその質問をされたとき、私は答えられませんでした…だってこの実験ではこれ使うから…とそう覚えてしまっていたのです。そうなると言葉を濁すしかなく歯切れの悪い言葉しか言えずに…「ここではこれがよく出るからそのまま覚えちゃおう」と言ってしまったのです。確かに教科書、学校での実験、テスト、入試問題はほぼ決まった出題のされ方しかしないので、それ以外の溶液を使ったらどうなるのか？といった深いところまでは出題もされないし、私は見たことがありません。ただこの疑問が生まれるのは自然なことだと思います。この実験ではこれを使ってるのに、なんでこの実験では使わないのか？今回はそれを簡単にまとめてみました。
□指示薬の種類
指示薬は大きく分けて３種類のものを調べます。
(もしかしたら他にもあるかもしれません…)
今回は科学の話なので、生物分野で使うものは省いています。
〇アルカリ性・酸性
〇水
そうしてこれらをそれぞれ調べるものは…
〇アルカリ性・酸性…「リトマス試験紙」「BTB溶液」「フェノールフタレイン溶液」「pH試験紙」等
〇二酸化炭素…石灰水
〇水…塩化コバルト紙
「アルカリ性・酸性」はいくつもあります。これはそれぞれ反応するものとしない物、色によって使い分けているみたいです。たとえば「フェノールフタレイン溶液」はアルカリ性のものしか反応しません(わかりやすいですね！)。色がないか、赤色か…それだけなので！「BTB溶液」も色が変わるらしいのですが…いかんせん私が使ったことないので評価できません(-_-;)学校の授業によって使うところ使わないところがあるかもしれません。「pH試験紙」は使用したことがありますが結論から言うと…使いずらい！見ずらい！ロール状になっているので必要な長さがわかりずらいし、手汗で色変わっちゃうし…そして何より、色の評価がしづらい！超微妙なんですよね…(゜_゜)
また、「二酸化炭素」は言わずもがな、「石灰石」です。私はこれ以外では使ったことないです。そして「水」があるかどうかを調べるのは「塩化コバルト紙」ですが、これは水分があるかどうかなので、ほかの物質が溶けている水溶液でも変色します。ということは塩水でも砂糖水でも色が変わるということですね。空気中の水分でも変色してしまうので取り扱いは要注意です！
□最後に
あくまでも仮説ですが結局のところ、その指示薬を使ったほうが確認しやすいのではないでしょうか。ほかの指示薬も使えないわけではないでしょうが…反応したりしなかったりするものもあると思います。あと、指示薬が液体なのか、リトマス試験紙のように紙媒体なのかでも変わってくると思います。ちょっとしたはずみで使えなくなるようなリトマス試験紙よりも溶液の方が安定していて使いやすいのかもしれないですね。
いろいろ考えるときりがないですが…果たして答えが出る日は来るのか謎です(+o+)
ただ、これはあくまでも興味の一環なので、受験生の方や勉強をしている人たちは気にする必要はないです(;´･ω･)。まずは自分の目の前にある課題に必要な知識だけ蓄えておきましょう！
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